薬剤師国家試験対策で使った参考書メモ
薬剤師国家試験の対策のために買ったものをメモ。
基本はiPad で勉強していましたが
まとめノートは紙&Notability
暗記カードはGoodNote5のみ
です。
現役時代
- 薬ゼミの回数別過去問解説本101-106回
浪人時
- 薬ゼミの回数別過去問解説本100,107回
※最新の青本青問(2023年版)は買いませんでした。
※過去問解説100回目の問題はやっていません
回数別過去問解説は薬ゼミ出版に限らず、みなさん必ず買うと思うのでここでは深く述べません。
青本&青問
https://www.yakuzemi.ac.jp/reference
ここで入手。
現役のときはほとんど解いていません。大学に薬ゼミの講師が来るので買わされたものです。
講義自体、ほぼ聞いていなくてメモがほとんどなく…大部分がスキャナで取り込んだままでした。
4月〜7月の薬ゼミ講義で何をしていたかというと…英語の勉強、Netflix、アマプラ、気になった新薬を調べる、院試と卒論の準備などなど。
浪人時は
昨年取り込み済みの青本、青問があったので
とりあえず青問の衛生を一周やった。覚えていなかったところはコピーしてまとめノートに追加していく。
また間違えたり、追加の情報があればその上に書き込んだりマーカー引いたり。
薬理と薬剤、病態は過去問でできてない部分のみ青問を一回解いた程度。
- 薬理はGPCRアゴニスト、アンタゴニスト, ホルモン関連薬
- 薬剤は製剤、計算の公式
- 病態は循環器系、糖尿病治療など
現役時にまとめていたノートを再度まとめたり、青問にもどって図や解説をまとめノートにコピーしたり。
衛生と薬剤のまとめノートはnotability で作り、印刷して紙のノートに貼ることが多かったのですが、薬理学、病態は青本にある病名や薬品名、薬理、酵素が英語で書いていないので読みづらく感じ、ほぼ1からつくることに。病態と薬理は別々にまとめず同じノートでまとめるほうが好きでした。
わざわざ印刷したのは、国試の会場ではiPadは休み時間に見る暇がないからです。試験時は電源を落とさないといけないので再起動を待つ時間がもったいないです!
あとは単純にマーカーで色塗り、情報をアノテートしていくのは紙の方が楽でした。
紙のまとめノート
日本語の曖昧な表現:’作用する’=workが説明文に入っていると正確に薬理を覚えられませんでした。そのため、agonistかinhibitかpromoteかblockかきちんと書くようにしました。
ステムの元やEGFR,VEGFなどを対象としたTKI、SSRI,SNRI,ARBなど薬理の略語がお薬のジャンルとして分類されているのでその大元を覚えないと記憶と結びつけて覚えられず。
それから単純に漢字を見るより英単語のほうが書く量が少なくなり記憶の定着がよかったのもありました。fusiongene=融合遺伝子とかglaucoma=緑内障 などなど…漢字より書くのが楽なワードが多いです(個人的な意見
領域別問題集
https://www.yakuzemi.ac.jp/reference
ここで入手。
暗記部分がシンプルにまとめられてるのでおすすめします。でも直前期には使わなかったかな。
物理は分析化学、放射性医薬品が苦手で生物は代謝とエネルギー産生が苦手でした。
ゴリゴリの暗記が面倒に感じてしまうのです。
最低限覚えておく事項と、解答解説で記憶を補強。
とはいえ…
大学院に入ってから生物系の授業をとったおかげで、遺伝子発現の部分は勉強せず 乗り越えられた🧬
物理の大部分は研究で主に使うのでこちらもほぼ勉強せず。
正直、物理化学生物には時間をかけていません。それでも国試における得点率は50%を少し超えるくらいでした。合格すればなんでも良いのです。
必須問題集I,II
現役のときの12月頃に買った参考書。(当時は2022年版)
卒業試験に向けてこういう形式の問題を確実に拾えるようにという目的で買いました。
衛生と薬剤がどうしても苦手なのでその部分だけ解く。
浪人時には化学以外の部分を繰り返し解く。
初見で、できなかったところは付箋、
2回目もできなかったらマーカーでマーク、
継続して解けたらチェックつける。
できなかった部分はそのままにせず、関連情報を青本で拾っていく。
薬単
薬理や薬品名を覚えられていない薬がないか探す時用。また新薬が載ってるので取りこぼしが少なくなるかもしれません。
昔は使われていたけど今は使われていない(製造販売中止)という情報もあったような。最近の国試ではそういう薬品は出ないような気がします。でもスキサメトニウムは除く。
国試対策で使った本の紹介は以上となります。
あまり買っていないことに驚かれるかもしれませんが、対策にはこれだけで十分なのです。
まぁ、ギリギリを狙うのではなく、良い点数を取るにはもっと青本は取り組んだ方が良いです。